高田知弘 日領会代表ブログ

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フィリピンの例から学ぶべきこと

フィリピンはオバマ大統領の訪問に合わせて、
米国との間で新軍事協定に調印した。

これにより、米軍はフィリピン軍の全基地を使用できる。

米軍が拠点として重視するのは、ルソン島のクラーク空軍基地や
米海軍基地があったスービック地区である。

日本にとっては強く戒めとしなければならない事柄である。

フィリピンはかつて、米軍最大の海外基地国であった。
クラーク空軍、スービック海軍両基地である。

ともに大東亜戦争中は日本軍の基地であり、
クラークからは初の神風特別攻撃隊が飛び立った歴史を持つ。

ベトナム戦争中は米軍の兵站を支えた重要な存在であった。

ところが、ベトナム戦争後、ソ連の崩壊、
冷戦終結とともにフィリピンには反米気分があふれた。

東南アジアに恒久的な平和が訪れたと勘違いしたフィリピン政府と議会は
両基地の返還を要求し、1991年、米国もこれに応じた。

95年には共同軍事演習すら終了した。フィリピンはろくな軍事力もないのに、である。

歴史的な愚策といってよい。

当時、政治を学ぶ学生であった私は、
こういった「ノリだけで国の安全保障を放棄してしまう」
やり方に強い違和感を感じたのを覚えている。

小躍りして喜んだのは支那である。

ご馳走を目の前に差し出してもらったのだ。

あっという間に南支那海の支配権を拡充。

米軍が完全撤退した95年にはフィリピンが
支配していたミスチーフ礁に建造物を作ってしまった。
その後も支那は着々と進出を続けている。

フィリピンは抗議したが、もう遅い。
軍事力に差がありすぎるのだ。


同様に支那との間に領土問題を抱えるベトナムなど
東南アジア各国との連携も今一つである。
各国からすれば、フィリピンの現状は自業自得、
身から出た錆と受け止めているはずだ。

フィリピンは米軍撤退で、外国軍の駐留を禁じるよう憲法まで
改正してしまったので、今回の対米軍事協定でも建前上は米軍の駐留を
認めることができず、基地はあるが、兵員は交代制という妙なことになった。

自らを守る力を養う努力をせず、かといって大事な同盟を
放棄したことに対する責任をフィリピンの政治家は誰もとっていない。

日本にとって、重大な教訓という所以である。
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